*:..。o○☆昭島市のみなさん、こんにちはー☆゚・:,。*:..。o○
本日は『中神の獅子舞』をご紹介させて頂きます。こちらは、古来の形式を忠実に伝承していることから、東京都指定無形民俗文化財に昭和62年に指定を受けております。
『中神の獅子舞』は悪霊退散・五穀豊穣を祈願して熊野神社祭礼に奉納されるようです。
昔の事を知る方の言い伝えによると、三百数十年の伝統があるとされているようですが、実証する史料は、今日伝わっていないようです。しかし、旧家の中野家が所蔵される文書中に天保14年(1843)の「獅子舞祭礼執行願」という書付があり、江戸時代後期にはこの祭礼が行われていたことがわかるそうです。
獅子舞は一人立ち獅子三頭(大頭、中頭、雌獅子)と、花笠をかぶった簓摺(ささらすり)の少女6名を中心に構成されているようです。
演目は12通り(藤狂い、帯狂い、花懸り、剣懸り、竿懸り、鞠懸り、女獅子隠し、跳び違い、摺り違い、三拍子、笹懸り、太刀懸り)があり、このように12通りすべてを演じるのは都内でも唯一と言われ、貴重なものだそうです。また、獅子舞歌は12通りの狂いに共通して、入れ端・眠り・本歌・終わりの構成によって歌われているそうです。
古来の形式を忠実に伝承しているという獅子舞、とっても魅力を感じますよね。良い機会に、見学させていただきたいです♪
写真は我が社のスタッフさんが昭島市内を撮影してくれたものです♪
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